BRIDGE CONNECT 2025年6月
■ 概要
2025年6月、All Bridge株式会社では「新規事業支援における“人財育成視点”と“支援スタンスの設計”」をテーマにBRIDGE CONNECTを開催しました。
これまでは“事業を進めるための支援”にフォーカスしてきましたが、今回は“事業を進めるプロセスそのものが人財育成につながる”という視点を持ち、
クライアントのフェーズ別に合わせた支援設計や予算設計のリアルについても深堀りしました。
■ 当日のディスカッションポイント
① フィットジャーニーを軸としつつ、“人財育成”も並行して行う支援の重要性
- CPF・PSF・SPFといったフェーズごとの支援設計だけでなく、“そのプロセス自体が人を育てる”設計をどう組み込むかを議論。
- 事業を進めるリーダーやメンバーが“思考の質を高める場”として支援機能を果たすべきという認識を再確認。
② 新規事業の“検討フェーズ別”に求められる支援スタンスの違い
- アイデア創出フェーズでは“問いかける伴走”、仮説検証フェーズでは“行動を引き出す伴走”、事業化直前フェーズでは“計画を詰める伴走”といった支援スタンスの切り替えが重要。
- フェーズによって“寄り添いすぎると甘くなる”一方、“突き放しすぎると止まる”というバランス感覚について議論。
③ “支援コスト設計”のリアルを共有
- クライアントの事業フェーズによって、かけられる予算・リソースが異なるため、伴走の仕方も変えざるを得ない現実を共有。
- “限られた予算の中で、どこに伴走リソースを割くべきか”という優先順位付けを具体事例を交えながら考察。
④ “経営方針と人財育成方針を繋げた支援”ができるかがAll Bridgeの価値
- 単なる事業支援ではなく、“この事業を進めることで、どんな人財を育てたいのか”まで踏み込んで支援する重要性。
- クライアント企業のミッションや人財育成方針を理解し、そこに寄り添った支援ストーリーを設計することがAll Bridgeの強みであると認識。
■ BRIDGE CONNECTが大切にしていること
- 事業支援=人財育成であるという視点を全員が持つ
- フィットジャーニーだけでなく、人が育つ“問いの立て方”“伴走の仕方”を全員で磨き上げる場。
- フィットジャーニーだけでなく、人が育つ“問いの立て方”“伴走の仕方”を全員で磨き上げる場。
- フェーズ別に支援スタンスをデザインすることの重要性
- 伴走者として“どのタイミングで深く入り、どのタイミングで引くのか”を事前に設計し、それを実行で調整する力を磨く。
- 伴走者として“どのタイミングで深く入り、どのタイミングで引くのか”を事前に設計し、それを実行で調整する力を磨く。
- 現実の制約(予算・リソース)を踏まえた支援設計力
- 理想論ではなく、クライアントの状況に合わせた“現実的な支援戦略”をチームで考える力を磨く。
- 理想論ではなく、クライアントの状況に合わせた“現実的な支援戦略”をチームで考える力を磨く。
■ All Bridgeの想い
私たちは、新規事業を創ることと、人を育てることは切り離せないと考えています。
BRIDGE CONNECTは、事業支援の型を磨くだけでなく、“クライアント企業が人財を育てるパートナーであること”を大切にする場です。
フェーズに応じた支援スタンスの設計と、現実のリソース制約を踏まえた“最適な伴走”を実現するために、これからも学び続けます。